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オンラインシンポジウム「COVID-19とデータ倫理」を開催しました。

お知らせ

2022年3月7日にオンラインシンポジウム「COVID-19とデータ倫理」を開催しました。

COVID-19への対応においては過去のパンデミックと異なり、さまざまな形でデジタル技術・デジタルデータの活用が試みられています。それは同時に、パンデミック対策におけるデジタル技術の活用に伴う倫理的・法的・社会的課題(ELSI)を顕在化させることにもなりました。

データ倫理の観点からデジタル接種証明に着目し、パンデミックへの対応におけるデジタル技術とELSIについて考えるシンポジウムを実施しました。

慶應義塾大学医学部 特任准教授 藤田卓仙先生からはワクチン接種「デジタル証明書」がもつ重大な役割というテーマで、ワクチン接種のデジタル証明書について、プライバシーに関するあり方や世界各国の動向などをご紹介いただきました。

早稲田大学大学院社会科学研究科 博士課程 梁瑞希先生からは韓国における新型コロナワクチン接種証明書のデジタル化 (Digital Vaccination Certification: South Korea) というテーマで、韓国において使用されているデジタル接種証明システムをご紹介いただいた上で、制度の運用や現状の課題などについてご説明いただきました。(講演内容の対訳はこちら)

お二方のご講演の後、京都大学大学院文学研究科 准教授 児玉聡先生をファシリテーターとしてお迎えしてお二方のご講演に対する質疑やディスカッションを行なって頂きました。

講演動画の録画はこちらで公開しています。

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