データ利活⽤を通じたイノベーション創出に対する期待は,ますます⾼まっています。2020年は新型コロナウィルスへの対応においてデータ利活⽤の意義だけでなく,倫理的・社会的課題が浮き彫りになった1年でもありました。
データの流通・利活⽤の拡⼤やAI・機械学習に代表されるテクノロジーの⾼度化に伴い,データを利活⽤する企業等の倫理的・社会的責任が問われる場⾯が増えつつあります。
また,テクノロジーが急速に発展・複雑化する中,法律等の既存のルールではカバー∕想定されていない領域も拡⼤しています。こうした状況を反映して,責任あるデータ利活⽤のためには倫理的な取り組みやその基盤となる考え⽅(これを「データ倫理」と呼びます)が必要であるという認識が世界的に広がってきています。
本セミナーでは,早稲⽥⼤学グローバルエデュケーションセンター 准教授 堀井俊佑先⽣をお迎えし,AI・機械学習の実社会応⽤に向けた課題に関する最新の研究動向をご紹介いただきます。さらに,「イノベーションを⽀えるデータ倫理規範の形成」プロジェクト代表の横野からデータ倫理に関わる国内外の動向を紹介し,これからのデータ利活⽤において必要とされるデータ倫理について考えます。
詳細はリーフレットをご覧ください。
日時
3月9日(火)14:00〜15:00
参加費
無料
事前登録URL
https://zoom.us/webinar/register/WN_Brs4tIq-Q3C_st6Zt6Ms0w
こんな⽅におすすめ
- データ利活⽤による新規事業創出や研究を検討∕推進している⽅
- データ利活⽤における倫理やプライバシー保護にご関⼼をお持ちの⽅
プログラム
話題提供1 「AI・機械学習の実社会応⽤に向けた課題に関する研究動向」
堀井俊佑(早稲⽥⼤学グローバルエデュケーションセンター 准教授)
話題提供2 「データ倫理をめぐる国内外の動向」
横野 恵(早稲⽥⼤学社会科学部 准教授)
Q&A + クロストーク
主催
「イノベーションを⽀えるデータ倫理規範の形成」研究開発プロジェクト(JST-RISTEX「科学技術イノベーション政策のための科学 研究開発プログラム」JPMJRX19B5)
協⼒
早稲⽥⼤学データ科学センター
問合せ先
早稲⽥⼤学社会科学部 横野研究室(data.ethics.jp@gmail.com)